高浜4

2007年シマノジャパンカップ磯の予選もこの天草が最終戦となる。
昨年はここで予選突破しただけに、今年も気合をいれて挑んだ。

最近の高浜の釣況を熊本の田中君(ダイワグレマスターズ覇者)に聞いてみたが、全体的に釣れていないとのこと。中でも沖磯は壊滅的だし、地磯側の方がクロの姿は見れるとのことだった。

受付での抽選は37番で1番船の最後の瀬上がりとなった。
番号が若い方が沖磯「大ヶ瀬、小ヶ瀬」に向かうだろうと思っていたので、これで地磯は確実かなとホッとしていた。
思っていた通り私達が乗った船は、番号が若い順から地磯へと上礁していったが、最後に私を含めて3名が着けられた地磯に上がろうとしていたら、船長がなにやら常連らしき人に「小ヶ瀬の十兵衛が空いてるけどどうする?」と聞いていた。
私は「ここで良いのに」と思っていたが、その方は即座に「十兵衛」と叫んでいた。
これが吉と出るか凶と出るのかは運次第?

米水津が釣り場として例えるなら、「地磯側は25センチまでなら数釣れよるけど、横島3番が空いているけどどうするね?あんまり釣れよらんけんど」と聞かれるようなもので、こんな時貴方ならどうします?
私はプライベート釣行だとしたら、迷わずに「横島3番」と告げるだろう。
おそらく殆どの人がそうでしょうね。

でも今回は大会なのです。
行って帰って来いの横取り形式での場合は、出来るだけ同条件に近い磯に選手を上げることが重要なのですが、ここだけに限りませんが瀬上がりが最後の方の人が好ポイントに上がるということがままあるのです。
その辺の運まで見方につけないと、こういった大会で上位に残る事は困難なんですよね。

ある意味私達の組だけ名礁「小ヶ瀬」に上がったのだから、状況が良ければかなりの確率で勝ち残れる可能性はあるのです。
もし、その時地磯で頑張って5枚釣っていても、ドカンと大物を沖磯で釣られていたら、地磯で釣っていた選手の心理はどうなんでしょうねぇ?

午前5時半に競技開始となりましたが、周囲はまだ暗くてウキが視認出来ません。
とりあえず、足元にマキエを入れて夜グロ狙いの釣り方で仕掛けを入れましたがハタンポとイズスミが湧いていてクロは不発のまま明るくなりました。
海中を覗くと、足元には良型のイスズミとウスバハギが見えますが、クロは視認出来ません。そこで沖の潮目にマキエと仕掛けを合わせて全層沈め釣りで狙っていくと、なんとこの時期なのに無反応。
おそらく仕掛けは竿1本半以上まで探っていると思うのですが、ツケエが付いたままなんです。
午前8時半の釣り座交代まで、色んな釣り方や狙うポイントを変えたり、ツケエもオキアミ生、加工オキアミ、海エビのムキミ、サシアミをローテーションさせて集中力を切らさずに責め続けましたが、一度たりともクロらしきアタリを捕らえることが出来ませんでした。
エサ盗りも全く気にならずに、極寒の海で釣っているような状況です。

釣り座交代をして沖向きに釣り座を構えて、気分一新して釣り始めましたが、ここも状況は同じ。
しばらくすると、イルカの大群が目の前に現れました。
競技中だというのに、デジカメを取り出してしばし写真撮影。
こんな光景を子供たちに見せてみたい。

イルカの群れが去った後、何としてでもクロを引き釣り出してやると一生懸命に仕掛けを打ち返しました。
仕掛けは6度ほど変えました。
もちろん、ハリやハリスのサイズも・・・!
時には釣り場を休ませたり・・・!
それでも、時折渋いアタリで針にぶら下がってくるのは・・・アジゴでした。
高浜5


高浜2


この日の熊本の最高気温は36度で日本中で一番暑い日となったそうです。
それなのに、魚の活性が低いのはこのイルカの影響なのだろうかと思っていたら、なんとこの後とんでもないことが起こったのです。
それは、他の選手が釣っている前に巨大なジンベイザメがズワァ~と出現したのです。
水族館でしか見たことが無いあの巨大な姿が磯のすぐ近くに浮いてきたのにはビックリです。
それも、釣り人が撒くマキエを食いに上がってきたのです。
あまりの光景にデジカメで撮る余裕すらありませんでした。
どうりで、魚の反応が無いはずですよね。

高浜3

結局、沖磯に上がっていた選手は撃沈していて、沖磯に上礁させた数隻の船は選手全員が釣果0で帰ってきていました。
入賞した選手は全員が地磯側に上がったとのことで、救いは昨年の宮の浦予選で優勝した熊井君が3位に入って、2年連続でセミファイナルへ進むことです。
再来週に行われるセミファイナルには、我がリヴァーレから5名が参戦します。
昨年は只まっちゃんが、予選を初突破したかと思えば、どんどんと勝ち進みファイナル優勝という快挙を達成しているので、今年もリヴァーレから優勝者が出てくれることを祈りるばかりです。

そんなわけで、私の今年のジャパンカップは終わりました。
後は抽選で通れば、ダイワのグレマスターズ予選が今年最後のメジャー大会参加です。
トーナメント大会の表舞台に上がるのは大変なことですが、これからも参加可能な大会は頑張ってトライして行きます。
高浜1

G杯方式で他の予選大会も行ってくれるとありがたいのですが、せめて東レカップのようにセミファイナルの出場枠を増やしてくれると良いのになと思う今日この頃とです。

長~い原稿になりましたが、本当は私がセミファイナルの出場権を獲得して、その原稿を釣春秋に書く予定にしていましたが、魚を釣った写真が無いので今月も書けないとです。(爆涙)

どーもすみませ~ん(三瓶風)
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hatabo3.blog49.fc2.com/tb.php/238-47c31ac4